"Works-Blog"は、さまざまな業務で使うことを目的として作成されたブログです。
当然、一般的な使い方もOKです。

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 ワンポイントアドバイス - 2005.01.25 -
スパム対策に苦しむブログ提供企業
スパマーの狙いの一つは、コメントやトラックバックをばら蒔いて自身のサイトを検索エンジンに上位評価させようというもの。
主な手口としては、自分が希望するコメントやトラックバックURLをスパムプログラムに乗せ、インターネット上のブログを無作為に巡回し、コメント欄トラックバック欄に埋め込む。もちろん記事の内容などは全く関係無い。
これによりスパマーの望むコメントやトラックバックがインターネット上に広まり検索エンジンに掛かりやすくなるというもの。
検索大手はスパマーの目的を潰すことを目指した。スパマーが書き込めるのはコメント欄トラックバック欄のみ。この欄を検索エンジンが読み込まないよう「ブログシステムに"nofollow"タグを入れて欲しい」とブログ提供会社に訴えている。検索大手、ブログ提供会社共同でスパマーの目的を潰そうということである。
これは一体何を意味するか?検証してみよう。
1.SEO対策効果が著しく減少!
「検索エンジンは"nofollow"タグでコメント欄トラックバック欄を無視する」→「それによりこの欄にあるキーワードは検索評価されない」→「スパマーの目的は潰される。」→「結果的にスパマーは減少する!」という目論見である。
通常ブロガーにとってコメント欄トラックバック欄のキーワードは第三者が勝手に投稿するため特に意味を持つものではない。しかし、既にこの欄を積極的に使っている企業にはたまったものではない!この欄に埋め込むキーワードを使って検索上位に評価させるという今までの手法が全く通用しなくなる。つまり「SEO対策上有利」と謳ったブログ機能の一部を失うことになるのだ!
2.愉快犯は防げない!
スパムをばら撒く理由はこれだけだろうか?スパムメールやウィルスを考えればもっと恐ろしいことが起こり得る。
単なる愉快犯が「無意味な言葉」「卑猥な言葉」「差別用語」などありとあらゆる公序良俗に反した言葉を好き勝手にばら撒き、世間が騒ぐのを楽しむ!こんなことが充分に起こり得る。
メールの場合は自分に届いたメールを人に見せることは無いのでまだマシだが、もし自分のブログに「卑猥な言葉」や「差別用語」が入っていたらどうだろう。それを見る多くの人がブログ管理人の良識を疑うことになる。大切に育てた自分のブログやコミュニティを閉鎖に追い込まれることすら十分考えられる。企業、教育、公共、福祉ありとあらゆる現場で「信用問題」という大きな致命傷となりえる。
3.「"nofollow"タグの対策強化」は苦し紛れの折衷案
検索大手が"nofollow"タグを推奨し、ブログ提供会社がそれに対応した所で、コメントやトラックバックを受け付けなくなるわけではないので、これらは当然防ぎようが無い。
もちろんブログの標準機能として「コメント、トラックバックを受け付けない」という選択肢もある。しかしこれも本末転倒。ブログの持つ相互コミュニケーション機能を失うのである。
4.スパマーのターゲット
スパマーは一般的に、ブログの一つ一つにコメントやトラックバックを手入力で打つわけではない。世間で広く使われているブログを対象とし、コメント欄トラックバック欄を構造的に理解しているプログラムによって機械的にばら撒くケースが圧倒的に多いのだ。メーラーでは「Outlook」や「Outlook Express」が狙われやすいのと同様「Six Apart(Movable Type)」「LiveJournal」「Blogger」「WordPress」「Flickr」「Scripting News」「Buzznet」「blojsom」「Blosxom」「MSN Spaces」などは当然スパマーのターゲットになりやすい。
5.安全なブログはあるのか?
結論から言えばコメント、トラックバックを許すブログである限り100%安全というブログは存在しない。
しかしほとんどのスパムがプログラムによってばら撒かれるとしたら、前述のブログはできるだけ避ける。
(技術屋の観点から)危険なブログの見分け方を教えよう。まずはどこでもよい。適当なブログを開いてみる。そこで記事と同時に「この記事のトラックバックURL: http://app.coco〜」なんて出ていたら全くのアウト!
「日本で一番アクセスのあるブログ」ここのトラックバックを押す。すると記事と同時にURLが出てくる。ほんのチョッと裏に隠してあるだけで、基本的に記事とURLが同一ページに存在する。これもアウト!

ワークスブログのトラックバックを見て欲しい。記事とトラックバックは全く別画面で表示される。トラックバックを打ち込むところが機械的に判断できない。他のブログと比べると、コメントやトラックバックを打つときに若干違和感を覚えるが人間であれば特に戸惑うことも無い。
つまり現時点で「ワークスブログがプログラムスパムを受けることは無い!と断言する。
以下原文
「ブログを荒らすコメントスパム、検索大手が対策に本腰」
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 ワンポイントアドバイス - 2004.12.13 -
フィッシング詐欺事件
本日の読売新聞の「IT生活護身術」のコーナーで「フィッシング詐欺」について掲載されていました。
VISAインターナショナルを騙ってメールを配信し、個人情報を騙し取るサイトへ誘導する事件が発生したそうです。
現在のインターネット生活では、「自分のことは自分で守る!」が本当に大事なことですね。
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