総務省の外郭団体「財団法人マルチメディア振興センター」が下部組織として2006年2月末に立ち上げたこの協会は一体何の為に、誰の為に設立されたのか?
様々なブログを検索すると、そのほとんどが「何これ?」という冷ややかな反応。
設立趣意を読めばその理由が見えてくる。
| 「日本ブログ協会」を発足しました。 |
財団法人マルチメディア振興センターは、コミュニケーション手法として注目を集めている「ブログ」の更なる利活用支援を行っていくため、「日本ブログ協会」を発足しました。
1.日本ブログ協会の概要
(1)目的 ブログに関する啓発、表彰、研究、調査、交流、支援、提言等を行うことを通じて、我が国におけるブログの普及促進を図る。
(2)活動内容
1)啓発活動 会員を対象としたブログに関する講演会やシンポジウムの開催等
2)表彰活動 会員投票によるビジネスブログの優秀事例の表彰等
3)研究活動 会員有志によるブログの役割・市場動向・将来予測等の理論的分析等
4)調査活動 会員の協力による意識・利用動向アンケートの実施・集計・公表等
5)交流活動 各ブログ関連団体との総合リンクサイトの構築等
6)支援活動 会員を対象としたブログに関する相談や情報提供の実施等
7)提言活動 ブログの利用者やブログサービス提供事業者に対する提言等
(3)活動予定期間
平成18年2月28日〜平成19年3月30日
(4)詳細
以下のサイトをご覧下さい。 http://www.fmmc.or.jp/japan-blog
以 上(「FMMC 財団法人マルチメディア振興センター」より引用)
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設立趣意に書き連ねられた個々の活動内容が一体何の為、誰のためになるのか全く理解に苦しむ。
「役人が民間人利用してレポート作りたいだけの為?!」「予算が付いたから使っとくか?!」あるいは「消化予算をコレに使え?!」このあたりではなかろうか。。
読めば読むほどここの関係者はブログを全く理解していない。
IT産業を仕切る総務省がなぜブログやSNSを意識するかといえば、そこに大きな市場があるから。
昨年5月に総務省が発表した「ブログ・SNSの現状分析及び将来予測」によると
2004年実績ベースでのブログにおける直結市場6.8億円、間接市場34億円
↓ ↓ ↓
2006年には直結市場140.6億円、間接市場1,377億円に到達すると予測。
しかしこの根拠は極めて曖昧。恐らく予測の根拠は前年6ヶ月3ヶ月の伸びをサンプリングし、急激な変化を織り込みつつ右肩上がりへの成長をシミュレートしているだけ。ブログ・SNSに変わる「新しい何か」という可能性を加味していない。
今までのIT業界を思い返すまでも無く極めて早いサイクルでITの技術や歴史は入れ替わる。
ブログ・SNSという仕組みもWB2.0やセマンティックWEB、はたまたメタデータの進化型が全く新しい形として生まれるかも知れぬ、まだまだ過渡期なITはその名称すらICTに変化しようとしている。
既に民間レベルで様々な活用方法が開拓され進化し続けているこの分野に、お役所が何をしようとしているのか?
もし協会関係者、財団関係者がこのブログを読んでいたら是非反論または我々ブロガーを納得させる材料を出してほしい。
ひとつ肯定的な意見を付け加えるとすれば、総務省内で
「情報通信企画グループ」なる若手連中が毎日ブログを更新している。
老害にくじけず大志を抱いて頑張って欲しい。
「役所にしか出来ない社会に役立つこと」は確実にある。これができるのは君ら若手しかいないのだから。。
「人気ブログランキング」を参考に。。
さて、この記事を掲載以後、久々にまともなトラックバックが届いた。
BBRの雑記帳[日本ブログ協会]これって会員になったのかなってないのか
これを読むと案の定、この協会がナンボのものかよくわかる。
日本一を決める
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